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暴力団の「みかじめ料」要求いまなお…兵庫県の改正暴排条例、1日の施行に向け、県警が警戒感強める

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暴力団の「みかじめ料」要求いまなお…兵庫県の改正暴排条例、1日の施行に向け、県警が警戒感強める

酒店の店長に聞き取り調査を行う兵庫県警の「歓楽街特別暴力団対策隊」の特命班=神戸市中央区 酒店の店長に聞き取り調査を行う兵庫県警の「歓楽街特別暴力団対策隊」の特命班=神戸市中央区

 特暴隊は約30人態勢の「特命班」を作り、6月12日からの約1カ月半で、三宮と同県尼崎市の神田新道の店舗などで同様の聞き取り調査を実施。これまでに飲食店や風俗店の一部から「要求を断るとトラブルになるので、みかじめ料を支払っている」「支払わなければ周囲の店から浮いてしまう」との証言を得た。また、三宮の飲食店に「用心棒代」として繰り返し現金を要求していたことが発覚した組員に対しては、暴対法に基づき中止命令を出した。

 調査の最中に暴力団関係者が客引きに声をかける姿も確認できたといい、県警の担当者は「あの手この手で近づいてくる暴力団に、店側が困っている実態が浮かび上がった」と指摘する。

 県内では、指定暴力団山口組(神戸市灘区)と同神戸山口組(兵庫県淡路市)が対立抗争状態にあるのに加え、4月には神戸山口組から離脱した一部の直系組長らが新組織「任侠(にんきょう)団体山口組」を結成。いずれも神戸山口組直系の「山健組」(神戸市中央区)や「古川組」(尼崎市)が内部分裂状態に陥っている。

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