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暴力団の「みかじめ料」要求いまなお…兵庫県の改正暴排条例、1日の施行に向け、県警が警戒感強める

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暴力団の「みかじめ料」要求いまなお…兵庫県の改正暴排条例、1日の施行に向け、県警が警戒感強める

酒店の店長に聞き取り調査を行う兵庫県警の「歓楽街特別暴力団対策隊」の特命班=神戸市中央区 酒店の店長に聞き取り調査を行う兵庫県警の「歓楽街特別暴力団対策隊」の特命班=神戸市中央区

 歓楽街から暴力団を排除するため、兵庫県警が5月に発足させた「歓楽街特別暴力団対策隊」(特暴隊)が神戸・三宮などの約1万店を調査したところ、暴力団が飲食店主らに「みかじめ料」を要求している実態が明らかになった。「トラブルになりたくない」との理由で支払いを続けている店もあり、執拗(しつよう)な要求に対し暴力団対策法に基づく中止命令を出したケースもあったという。8月1日には商業地でも組事務所の新設を禁じる県の改正暴力団排除条例が施行されることもあり、県警は暴力団の進出に目を光らせるとともに、資金獲得活動の摘発を強化する。

 「暴力団に困っていませんか」。今月5日夕、仕事帰りのサラリーマンでにぎわう三宮(神戸市中央区)。巡回中の県警特暴隊の警察官は歓楽街の中心部のガールズバーを訪れ、30代の男性店長に声をかけた。

 警察官は約15分間、酒やおしぼりなどの取引業者に暴力団関係者がいないかどうかや、店の営業形態などを聞き取った。店長は「健全に営業していても、客として暴力団関係者が来ることはある。神戸で商売をしていると、嫌でも接する機会はある」と打ち明けた。

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