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【依存~ホストにはまる女たち(5)】風俗勤め巧みに誘導 ホスト依存の“手口” 店全体で仕掛け、使命感あおる

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【依存~ホストにはまる女たち(5)】
風俗勤め巧みに誘導 ホスト依存の“手口” 店全体で仕掛け、使命感あおる

拓也さんにはまった女性は次第に、ホストにとって「理想のオンナ」になっていった(写真と本文は関係ありません) 拓也さんにはまった女性は次第に、ホストにとって「理想のオンナ」になっていった(写真と本文は関係ありません)

 ホストを辞める際、店のルールで携帯電話の客の連絡先を全て消去したが、アドレス帳には、900人以上の女性が名を連ねていた。中には拓也と出会うまで夜の世界とは無縁の人も多数いた。

 うち風俗店で勤務した女性は3人。いずれも最初はホストへの不信感を抱いていたが、「ホストの存在を当たり前にする」ことで女性の意識を変えさせた。

 女性らには毎日、無料通信アプリ「LINE(ライン)」で連絡を取る。寝て起きれば約100件のメッセージが来ているのが日常で、返信にはかなりの労力を要するが、ホストと連絡を取ることが当たり前になると、店に足を運ぶ抵抗も薄れていくとして欠かさなかった。

 《友達を店に連れてきてくれた》

 《同伴してくれた》

 《シャンパンを注文してくれた》

 小さな“初めて”の体験をしてくれる度に、自らが大喜びする姿も見せつけ「もっと喜ばせたい」と女性の金銭感覚を狂わせた。

「支える喜び」に浸らせる

 シャンパンを何本も注文する客や、友達を多数連れてきて高額料金を払う客もいる。ほかの客を見て無力感をおぼえる女性には「君は僕にとって何でも相談できる必要な存在。店に来てくれるだけでいい」と甘い言葉をかけた。

 あの手この手で信頼関係を築くと、徐々に女性は「この人を私が支えなくてはいけない」「信頼を裏切ってはいけない」と使命感を負うようになり、大金を稼ぐために自然と水商売といった勤務を意識するようになる。

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