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カワウソの双子赤ちゃん一般公開開始、伊勢シーパラ

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カワウソの双子赤ちゃん一般公開開始、伊勢シーパラ

飼育員による離乳トレーニングで魚のすり身を食べるツメナシカワウソの双子の赤ちゃん=三重県伊勢市 飼育員による離乳トレーニングで魚のすり身を食べるツメナシカワウソの双子の赤ちゃん=三重県伊勢市

 三重県伊勢市二見町江の水族館「伊勢シーパラダイス」は22日、今年4月に生まれたツメナシカワウソの双子の赤ちゃんの一般公開を始めた。ツメナシカワウソが飼育されているのは国内3カ所の計9匹だけで、赤ちゃんを見られる機会は貴重という。愛くるしい表情が来館者を喜ばせた。

 双子の赤ちゃんはともにオス。名前はまだなく、生まれたときの大きさから「デカ」「チビ」と呼んでいるが最近はほぼ同じ大きさで、体長は65センチ、体重は4・5キロほど。最初に人工保育を始めた「チビ」は飼育員にだっこをせがんだり、膝に乗ってきたりと甘え上手。「デカ」はおもちゃで遊んだり、タオルを振り回したり、ひとり遊びをよくするという。

 一般公開では、哺乳瓶を使用しての授乳や魚のすり身などを使用した離乳トレーニングも見ることができる。飼育員の小野田忍さん(41)は「生後1年で成熟するので、赤ちゃんを見ることができるのは今だけです」と来館を呼びかけている。

 赤ちゃんの父・ブブゼラと母・ズリは平成27年3月にもオスの「ゆるり」とメスの「くるり」を出産。「くるり」は昨年11月から、高知県立のいち動物公園で育ったオスの「ソラ」とともに仙台市の仙台うみの杜水族館で「新婚生活」を送り、ペアで人気者になっている。

 ツメナシカワウソは、南部アフリカに分布し、前足にはほぼツメがなく、丸みおびた指先を器用に使いエサなどをつかむ。国内では伊勢シーパラで5匹、高知県立のいち動物公園と仙台うみの杜水族館で各2匹を飼育している。

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