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【世界ミニナビ】乗り逃げ率9割以上、中国「シェア自転車」2社が相次ぎ倒産…マナー頼みではビジネスにならず

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乗り逃げ率9割以上、中国「シェア自転車」2社が相次ぎ倒産…マナー頼みではビジネスにならず

中国の都市部で急速に普及する「シェア自転車」。駐輪場所には、各社の自転車が並んでいる=6月7日、中国・浙江省杭州(ロイター) 中国の都市部で急速に普及する「シェア自転車」。駐輪場所には、各社の自転車が並んでいる=6月7日、中国・浙江省杭州(ロイター)

 「3Vbike」は今年2月から河北省の廊坊市、保定市や福建省内でシェア自転車の事業を展開。こちらも開業後間もなく、投入した約1000台のほとんどが、キーを破壊されるなどして貸し出したまま戻らなくなった。同社は、全体の約2割程度の盗難は予想していたが、その割合が100%近くになることは想定していなかったという。

大手2社が資金力で圧倒

 中国でのシェア自転車の一般的な利用法は、利用する社に登録をした上で、その社の自転車を探し、自転車についているQRコードをスマートフォンで読み取って電子キーを解除して乗る。乗り終えれば再び自転車にロックをかけて駐輪する。利用した時間分を電子決済などで支払うシステムだ。

 シェア自転車の普及とともに新規の参入が相次いでいるが、中国国内では「ofo」と「摩拜単車(mobike)」の大手2社が業績を伸ばしており、ほかの社は資金力に乏しく、盗難防止に対するセキュリティーが万全でないケースも多いことから、盗難被害に遭いやすく、結果として経営悪化につながりやすいようだ。

 人口の多い中国だからこそ普及するビジネスのようだが、マナーの面では疑問符がつく中国だからこそ難しいビジネスでもあるようだ。

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