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大阪市独自の「無料学童保育」一部有料化も検討 人手不足、保護者ニーズも多様化…25年目曲がり角

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大阪市独自の「無料学童保育」一部有料化も検討 人手不足、保護者ニーズも多様化…25年目曲がり角

いきいき活動の教室で宿題をする児童らを見守る指導員ら。担い手の確保や活動内容の充実が求められている=大阪市鶴見区 いきいき活動の教室で宿題をする児童らを見守る指導員ら。担い手の確保や活動内容の充実が求められている=大阪市鶴見区

 市や委託団体が知恵を絞っているのが現状で、鶴見区の小学校では午後6時以降の延長預かりは1日500円の保護者負担で実施。7月からこの時間帯に週2回、ボランティアの留学生による英語学習を始めた。すると、数人だった延長預かりの利用が約20人に増えた。運営団体は「付加価値があれば有料でも利用したいというニーズはある」とみている。

 今年度は3年ごとに行う事業者公募の年にあたり、市は一部有料化して内容を充実させるなど、積極的な提案を事業者に求める方針だ。担当者は「保護者のニーズをつかみ、継続的な活動につながるよう工夫していきたい」と話す。

親の就労問わず全児童が利用可能

 児童いきいき放課後事業 放課後に遊びを通じて児童の健やかな成長を支援することを目的とした大阪市の施策。親の就労の有無を問わず全ての児童が利用可能で、平成4年度に始まった。全小学校289カ所で児童総数約11万人のうち半数以上が登録。1日平均で約1万6千人(平成28年度)が利用している。原則無料(安全経費で年間500円負担)で土曜日や長期休暇中も実施している。

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