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大阪市内に1棟民泊マンション開業
民泊仲介サイトなどを運営する百戦錬磨(仙台市)が、今後1年間に、大阪や京都で複数棟の民泊施設を計画していることが20日、分かった。同日には、1棟ほぼ全てを民泊に改装した施設の運営を大阪市西区でスタートした。
20日開業の民泊施設は2泊3日以上の宿泊客を対象とし、1居室25平方メートル以上などの要件を定めた大阪市の特区民泊として運営を始めた。12階建て全66室で、このうち44室が客室。宿泊代は1室1泊6千円~1万5千円ほど(税別)。残りの22室は広さの要件を満たさないため、宿泊客が有料で日本文化を体験できる共用スペースやウィークリーマンションにした。
同社の上山康博社長は「当面はアジア圏の訪日客を見込むが、長期滞在の欧米客を取り込みたい」とし、施設の拡大に意欲を示した。