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「奈良のシカ」昨年より微増し1498頭 交通事故死10頭増「ドライバーは最徐行を」

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「奈良のシカ」昨年より微増し1498頭 交通事故死10頭増「ドライバーは最徐行を」

横断注意標識のある道路を横切ろうとするシカ。事故が絶えない=奈良市の奈良公園(頼光和弘撮影) 横断注意標識のある道路を横切ろうとするシカ。事故が絶えない=奈良市の奈良公園(頼光和弘撮影)

 奈良市の奈良公園一帯に生息する「奈良のシカ」(国天然記念物)の保護活動を行う一般財団法人「奈良の鹿愛護会」は19日、今年のシカの総頭数は1498頭と発表した。前年から43頭増え、2年ぶりの増加となった。

 今月15、16日に同会のメンバーら延べ86人が奈良公園や若草山周辺を調査した。奈良公園内の生息数は1226頭(前年比46頭増)で、内訳はオス261頭(同25頭増)▽メス731頭(同16頭増)▽子鹿234頭(同5頭増)。鹿苑での保護収容数は272頭(同3頭減)で、内訳はオス152頭(同12頭減)▽メス120頭(同9頭増)-だった。

 昨年7月16日~今年7月15日までの死亡頭数は416頭で、死因は病気206頭▽交通事故91頭▽その他119頭。野犬による被害はなかった。

 交通事故死は前年から10頭増えており、同会は「通勤時間帯の朝夕に事故が多い。公園付近を運転するドライバーには最徐行をお願いしたい」と呼びかけている。

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