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【関西の議論】「なぜクジラだけが特別なのか」捕鯨是非 ガチンコ論争で露呈した反対派の〝論点ずれまくり〟

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【関西の議論】
「なぜクジラだけが特別なのか」捕鯨是非 ガチンコ論争で露呈した反対派の〝論点ずれまくり〟

日本伝統の捕鯨文化について賛否両論が交わされた討論イベント。反捕鯨活動家もスクリーン上で議論に参加した=6月3日、京都市左京区の京都大 日本伝統の捕鯨文化について賛否両論が交わされた討論イベント。反捕鯨活動家もスクリーン上で議論に参加した=6月3日、京都市左京区の京都大

表面事象だけをとらえて「悪」と批判?

 討論は映画の本質にも及んだ。

 八木監督は、イルカなど鯨類の殺処分だけをことさらに強調するザ・コーヴの偏向性を指摘。「ドキュメンタリーとするならば、最初から先入観を持たせるようにすべきではない」と訴えた。

 これに対し、反捕鯨活動家はビハインド・ザ・コーヴを見ていないと主張。太地町で鯨類の殺処分が公開されず、閉鎖的に行われていることに疑問を呈し、「やましい部分があるからではないのか」と反論した。

 ただ、太地町では反捕鯨団体の動きが活発化している。さらには国際的批判を意識し、ザ・コーヴ以前は何ら隠すことのなかった解体を、人目に触れないように配慮するなどした経緯がある。反捕鯨活動家がこうした変遷に触れず、隠しているとする現在の表面的な事象だけをとらえ、「悪」だと批判の矛先を向けたことに、八木監督はさらに応戦した。

 「どのような動物であれ、殺処分の場面を見て平気な人はいない。ザ・コーヴのシーンは人の感情をあおっていて卑怯(ひきょう)だ。隠すことを批判するのであれば、他の動物の殺処分シーンも同様に見せるべきだ」と主張したが、活動家の見解とは平行線をたどった。

なぜか「アラスカの捕鯨は認める」矛盾

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