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土砂災害に普段から備えを 兵庫・姫路市の警戒区域5カ所でパトロール

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土砂災害に普段から備えを 兵庫・姫路市の警戒区域5カ所でパトロール

傾斜地の前で土砂崩れへの対処方法を説明する県砂防ボランティア協会のメンバー=姫路市飾東町清住 傾斜地の前で土砂崩れへの対処方法を説明する県砂防ボランティア協会のメンバー=姫路市飾東町清住

 九州北部で記録的な大雨による土砂災害が相次ぐ中、兵庫県と同県姫路市、NPO法人兵庫県砂防ボランティア協会は11日、同市内の土砂災害警戒区域の5カ所で防災パトロールを行った。協会の林任輝理事長らが住民に緊急時の避難の仕方などを指導した。

 同市飾東町清住地区で行われたパトロールでは、急傾斜地や、自動車が通行できるようにするため暗渠(あんきょ)となっている川などを巡回した。林理事長は「大雨が降ると暗渠部分に上流から流された岩が詰まり、水があふれる可能性がある」と指摘。土砂崩れについては「崩れる前には山の表面から水が流れ出すなどの前兆現象がある。普段から斜面の状態を把握し、緊急時の変化を認識できるようにしてほしい」と語った。

 同地区自治会長の小寺澤好文さん(70)は「九州の災害を見て人ごとではないと感じている。高齢者が多い地域なので、緊急時には助け合って避難できる態勢を整えたい」と話した。

 県と市は6月、土砂災害発生時に迅速に二次災害の危険性を判断するため、同協会と協定を締結。今回のパトロールもその一環として行われた。

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