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【sankei sweets】「夏に食べたいバームクーヘンを開発せよ」(上)悪戦苦闘しながら「おいしいものを」

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【sankei sweets】
「夏に食べたいバームクーヘンを開発せよ」(上)悪戦苦闘しながら「おいしいものを」

完成した「日向夏のバームクーヘン」。7月1日に発売予定 完成した「日向夏のバームクーヘン」。7月1日に発売予定

 発売直後に予定数を完売した「和栗のバームクーヘン」から約3カ月。第2弾「日向(ひゅうが)夏のバームクーヘン」が完成し、7月1日に発売された。今回のミッション(任務)は「夏に食べたいバームクーヘン」。「たっくんのバームクーヘン屋さん」とコンフィチュール(ジャム)製造販売「コンフィチュールコトコト」の奈良に拠点を置く両者が再びコラボしたが、悪戦苦闘が続いた。(竹谷朋美)

夏に食べたいものを

 5月の連休明け。コトコトのオーナー、奥田晶子さん(45)の工房に、「たっくん-」を経営する佐原知時さん(45)、バームクーヘンの製造を担当する山地未歩さん(31)が集まった。

 夏場はバームクーヘンがあまり売れないという。そこで奥田さんの提案は柑橘(かんきつ)類の「日向夏」を使うことだった。「日向夏を丸ごと使えば夏でも食べやすく新しいバームクーヘンになるはず」と自信をみせた。

 日向夏は宮崎県や高知県などで栽培されている。ユズの突然変異種とされており、果汁はユズ譲りのまろやかな酸味が持ち味。また、無農薬の香り高い表皮は、ピールにして食べるのに最適だ。

 果汁と白ワタ(皮と果肉の間の部分)をジャムに、皮はピールに加工して使うことになった。「この材料を和栗の時のように、バームクーヘンの層にすればいいのではないか」。新商品のイメージはできつつあったが、作ってみなければわからない。

試作品作り難航

 5月中旬、奈良市内の「たっくん-」の工場で、山地さんが試作を続けていた。バームクーヘンの22~23層うち3層分にジャムを塗り、さらに最後のジャム層にピールを散りばめることにした。

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