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【虎のソナタ】土砂降りに負けない甲子園 糸原サヨナラ打で虎党に晴れ間

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【虎のソナタ】
土砂降りに負けない甲子園 糸原サヨナラ打で虎党に晴れ間

サヨナラ打を放ち、ナインから手洗い祝福を受ける阪神の糸原(中央)=甲子園球場(吉澤良太撮影)  サヨナラ打を放ち、ナインから手洗い祝福を受ける阪神の糸原(中央)=甲子園球場(吉澤良太撮影) 

 大坂夏の陣で豊臣家が滅んだのは1615(元和元)年の4月。その後の7月9日(陰暦の6月1日)に江戸に雪が降った。

 このクソ暑いのに雪か…。これにはよほど家康も“嫌な予感”がしたのだろう。今の東京ドームがある文京区に富士神社を建てたという。

 でも7月ですョ。雪が降ったというのは冗談が過ぎる。とはいうものの2017年の甲子園には六甲山系から土砂降りの雨がきた。こういう天気の時はトラ番軍団はてんやわんやとなる。

 当番デスクの堀啓介はその点、実にクールで落ち着いていた。ここまでは…だ。「今年の阪神の雨天中止が、ノーゲームも含めて6試合。そのうち僕が当番の時が4回ありましたから今日で5回目になるかも…」だと。最前線のネット裏から司令塔の編集委員上田雅昭も慌てるタイプではないが、さすがにこのカードは“天王山”ではないけど、阪神にとってはプライドとメンツがかかっている。トラの若い選手がここにきてバテ気味だが、阪神の監督はどなたもこの時期になると苦汁と苦痛を強いられてきた。

 上田は「こんなグズついた天気なのに阪神園芸は完璧な状態にグラウンドを整備した。ただし、新外国人ロジャースも室内で打撃練習や。これではようわからん。外やったらサク越え? という快音が6本ぐらいか…。でも室内じゃ靴の上から足をかくようなもんやからなぁ…」という。新里公章は「強いていえばスタメンに戻ってきた高山、糸原選手がどう“晴れ間”をみせてくれるかでしょうネ…」と苦笑しながら言ってきた。

 しかし、プレーボールがかかるとまず不快指数を吹き飛ばしてくれたのは岩貞。三回まで四球は1個あるが巨人打線を外野に打たせていない。それまでの阪神は一回一死満塁、二回無死二塁からハレヒレホレ…と凡打と拙攻で、なんか今夜もかいナ…と思ったら三回に中谷がドカン! と2ラン。かと思ったらすぐ巨人に寄り返されてまたハレホレヒレとなったら、その裏に勝ち越しホッ。

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