記事詳細
あの「殺人グモ」は今…すでに41都道府県に拡大、繁殖力はヒアリと共通、専門家「二者択一論は危険」
22年前に国内で初めて大阪で発見された特定外来生物の毒グモ「セアカゴケグモ」。海外では死亡例もあり“殺人グモ”と騒がれたが、今も生息域を着実に広げ、41都道府県で確認されるまでに至っている。「強い繁殖力」という特徴は、強毒の「ヒアリ」にも共通するが、専門家は生態に関する情報が乏しい現状を踏まえ、ヒアリについても冷静な対応が重要だと訴えている。(細田裕也)