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【NIE@産経・カマティーのNIE事始め(4)】コラムを写し、書いてみよう

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【NIE@産経・カマティーのNIE事始め(4)】
コラムを写し、書いてみよう

 どの新聞にもある1面のコラム欄。産経新聞は『産経抄』ですね。このコラムはその新聞の顔というべきもので、各紙とも教養と文章力を備えた熟練の記者が執筆に当たっています。

 決められた字数にピタッと収まるように、かつメッセージが明確に伝わるように一語一語を吟味して一文一文が推敲(すいこう)して書かれているこのコラムを、書写する学習法があります。

 マス目を付した記述用紙に正確にコラムを書き写すという、とてもシンプルな作業ですが、この作業を侮ってはいけません。書写を通して生徒は、じっくりコラムの文章に向き合います。一つ一つの語句の意味を考え、文意を味わって読むことで、深い読解ができるのです。

 私の同僚の堀田進先生は、長年にわたってコラムの書写指導に取り組んでこられました。先生は全国紙だけでなく地方紙にも目配りをして、書写に相応しいコラムをいろんな新聞から見つけて来られます。生徒には専用のノートを用意させて取り組ませますが、堀田先生の場合、語句の意味の確認や見出し付けも指導されます。このような書写の取り組みをコツコツ継続した生徒は、確実に国語力がアップしています

 模擬コラムの執筆に挑戦させてみることもお勧めです。話題探しから文章表現、さらには字数制限を守るための語句の取捨選択まで、実際に書いてみることで、コラム執筆者の苦労と偉さを実感することができます。(清風高校教諭)

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