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「50年に1度の記録的大雨」長崎・壱岐市や広島市で避難勧告

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「50年に1度の記録的大雨」長崎・壱岐市や広島市で避難勧告

 29日深夜から30日にかけて、北上する梅雨前線の影響で、九州や中国地方では局地的な大雨になった。長崎県壱岐市では29日午後11時半までの1時間に約110ミリの猛烈な雨が降り、一時市内全域に避難勧告が出た。気象庁は「50年に1度の記録的な大雨」として注意を呼び掛けた。広島市も一時約31万人に避難勧告を出した。

 気象庁によると、九州や中国地方の雨のピークは過ぎたが、梅雨前線は7月1日にかけて北上を続ける見通し。前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んで大気の状態が非常に不安定になり、西日本と東日本の日本海側を中心に、雷を伴った非常に激しい雨が降るところがある。

 壱岐市は29日午後11時半すぎ、市内の全世帯、計約2万7千人に避難勧告を出した。11カ所で土砂崩れが起こり、3棟が床下浸水したが、けが人などはなく、30日午前9時半に勧告を解除した。

 広島市では、30日午前2時すぎまでの1時間に50ミリを超える非常に激しい雨が降った。市は、午前1時半ごろから、平成26年8月の土砂災害の被災地を含む一部地域で避難勧告を出した。

 1日午前6時までの24時間に降る雨の量は、いずれも多い所で九州北部150ミリ、中国120ミリ、近畿100ミリ。

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