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トヨタ系列の「愛知製鋼」元社員、技術情報漏洩を否定 不正競争防止法違反事件の初公判

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トヨタ系列の「愛知製鋼」元社員、技術情報漏洩を否定 不正競争防止法違反事件の初公判

 トヨタ自動車グループの特殊鋼メーカー「愛知製鋼」の技術情報を漏えいしたとして、元専務と共に不正競争防止法違反(営業秘密開示)の罪に問われた元社員、菊池永喜被告(63)の初公判が29日、名古屋地裁(奥山豪裁判長)で開かれ、菊池被告は「無罪を主張する」と述べた。元専務の本蔵義信被告(67)も27日の初公判で無罪を主張している。

 検察側は冒頭陳述で、菊池被告らが外部業者に説明した磁気センサー製造に関する技術情報は「施錠したキャビネットに管理されていた」などとして機密性を強調した。

 菊池被告は逮捕段階では漏えいを認めていたが、公判では「(捜査員に)『愛知製鋼が秘密と言っている』と言われたのでそうなのだろうという程度の認識だった」と説明。保釈後に「営業秘密ではないと確信した」と述べた。

 起訴状などによると、菊池被告は同社に在籍していた平成25年4月、上司の本蔵被告と共謀し、岐阜県各務原市の同社工場で同社の独自技術をホワイトボードに示すなどし大阪市の企業に伝えたとしている。

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