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【安倍晋三首相 神戸正論講演詳報(7)】「教育の重要性を確認すべきとき。国の未来を語るものは憲法だ」

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【安倍晋三首相 神戸正論講演詳報(7)】
「教育の重要性を確認すべきとき。国の未来を語るものは憲法だ」

神戸「正論」懇話会設立記念特別講演会で講演を行う安倍晋三首相=24日午後、神戸市中央区の神戸ポートピアホテル(永田直也撮影) 神戸「正論」懇話会設立記念特別講演会で講演を行う安倍晋三首相=24日午後、神戸市中央区の神戸ポートピアホテル(永田直也撮影)

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 安倍晋三首相は24日、神戸市中央区の神戸ポートピアホテルで開かれた神戸「正論」懇話会の設立記念特別講演会で講演した。講演の詳報は次の通り。

 神戸が開港した同じ年、大政奉還が行われた。150周年だ。幕府から調停に政権が返上され、王政復興の大号令。江戸から明治という大転換期が未来を切り開く改革を進めていくための新政府の意思表明でもありました。やはり人なんです。国土も小さく、天然資源も乏しいわが国にとって未来を開くのは人材しかありません。

 人材を積極的に登用していく、このことをわが国は150年前、新しい国づくりの基本方針に掲げました。そうしなければ日本の独立を守り、欧米列国に追いつくことができない。そういう強い決意を示したんだろうと。70年前、日本国憲法が施行されました。見渡す限りの焼け野原からの再スタート。その原動力も人であり、教育でありました。憲法に普通教育の無償化という大方針が書き込まれました。これによって小中学校9年間の義務教育制度が始まり、そこで育った人材が戦後の発展をリードしたことは間違いありません。

 あれから70年がたち、経済も社会も大きく変わりました。最終学歴によって、平均賃金に差があることは厳然たる事実であります。貧しい家庭の子供たちほど高校や大学への進学率が低い、これもまた事実であります。世代をこえた貧困の連鎖を断ち切るためには家庭の経済事情にかかわらず、意欲さえあれば高校にも専門学校、大学にも進学できる高等教育もまた、すべての子供たちに真に開かれたものでなければなりません。

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