産経WEST

【森友学園問題】人件費“水増し”の改竄台帳、籠池氏が府に提出

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新

【森友学園問題】
人件費“水増し”の改竄台帳、籠池氏が府に提出

家宅捜索の翌日、大勢の報道陣が見守る中、タクシーから降りて自宅へ入る籠池泰典氏=大阪府豊中市 家宅捜索の翌日、大勢の報道陣が見守る中、タクシーから降りて自宅へ入る籠池泰典氏=大阪府豊中市

 大阪府や国の補助金を不正受給したとして詐欺容疑などで家宅捜索を受けた 学校法人「森友学園」(大阪市)が教職員人件費の補助を大阪府に申請した際、雇用の裏付けとなる職員の給与台帳を改竄(かいざん)し、水増し請求した疑いのあることが20日、府などへの取材で分かった。改竄台帳は籠池(かごいけ)泰典前理事長(64)が府に提出していた。大阪地検特捜部は押収資料を分析して職員の勤務実態を詳しく調べるとともに、籠池氏に不正の認識がなかったか捜査を進める。

 府によると、学園が経営する塚本幼稚園は平成23~28年度の経常費補助金のうち、専任の教職員数に応じて支給される人件費として約3440万円を不正受給した疑いがある。

 このうち27年度は教職員として13人を申請。府が同年9月の定期調査で給与台帳の提出を求めたところ、籠池氏はその日は応じず、後に13人分の「給与台帳のコピー」という書類が示されたため、府はこれをもって補助金支給を決定した。

 しかし一連の疑惑が発覚した今年3月、過去の申請分にさかのぼって改めて調査したところ、27年度の給与台帳の原本には10人分の記載しかなかった。コピーにあった3人については勤務実態が確認できず、架空の人物や当時雇用されていなかった別人の名前を水増しして記入した可能性がある。

 また、コピー上の3人分の記載は氏名がゆがんでおり、府は原本に名前を切り張りするなど改竄した疑いがあるとみている。

続きを読む

関連トピックス

「産経WEST」のランキング