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「ヒューマンドキュメンタリー映画祭《阿倍野》」 15年の歴史に幕 「共に生きる」テーマ 大阪

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「ヒューマンドキュメンタリー映画祭《阿倍野》」 15年の歴史に幕 「共に生きる」テーマ 大阪

 「共に生きる」をテーマにした自主制作映画を上映する「ヒューマンドキュメンタリー映画祭《阿倍野》」が、24と25の両日に大阪市阿倍野区の阿倍野区民センターで行われるのを最後に幕を下ろす。スタッフの高齢化が進んだことなどから、苦渋の決断を下したという。平成15年の第1回から総合プロデューサーを務めてきた映画監督の伊勢真一さん(68)は「15回もよく続けてくれた」と労をねぎらった。

 映画祭が始まったのは、平成14年12月に阿倍野区民センターのこけら落としで伊勢さんのドキュメンタリー映画「えんとこ」を上映したことがきっかけになった。寝たきりの生活を10年近くも続けている男性と、それを支える若者たちの姿を追った作品を見て感動したスタッフらが映画祭の開催を進めた。

 当初の5年間は阿倍野区などがバックアップしていたが、平成20年からはスタッフ約10人が地元企業などにカンパを呼びかけるなど運営費約500万円を捻出するために奔走した。最近でも2日間で3千~4千人の観客を集めていたが、スタッフの高齢化が進んだことなどから今年で最後にすることが決まったという。

 伊勢さんは「映画祭で多くの人と接することによって、新しい作品をつくるモチベーションにつながっていた」と振り返る。

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