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【鬼筆のスポ魂】「英語を覚えろ!」田中将大4年目の“つまずき”原因と、闘将・星野の思い

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【鬼筆のスポ魂】
「英語を覚えろ!」田中将大4年目の“つまずき”原因と、闘将・星野の思い

闘将も笑みがこぼれる瞬間…田中将大投手と星野仙一・楽天監督。師弟の絆は永遠 =平成24(2012)年2月、沖縄県久米島町(斎藤浩一撮影) 闘将も笑みがこぼれる瞬間…田中将大投手と星野仙一・楽天監督。師弟の絆は永遠 =平成24(2012)年2月、沖縄県久米島町(斎藤浩一撮影)

 たとえ残留を選択したとしても、成績不振のままで終わるとなると、2020年まで残留する田中に対するニューヨークのファンやメディアからの辛辣(しんらつ)な声が今から聞こえてきそうだ。実際、5月のアストロズ戦で4被弾8失点の大乱調後、地元紙には「タナカはイガワになってしまった」という批評も掲載されている。「イガワ」とは30億円を支払い、阪神からポスティングシステムで獲得しながら全く活躍できなかった井川慶のこと。こうした契約上のプレッシャーが右腕にのしかかってきた?

 技術的な問題を指摘するのはMLBでロイヤルズやブリュワーズで6季のキャリアがあるマック鈴木こと鈴木誠氏だ。

 「田中将大投手はツーシームやスプリット主体の投球をしていますが、スプリットばかりを投げると徐々に右肘が下がってくるんです。スプリットは指でボールを滑らせようと横に切る動きをするので、肘が下がってくるんです。ボールを上から叩(たた)けなくなったためにキレを欠いたのでは…」

 なるほど今季の田中の投球を見ると、大半がツーシームとスプリットに頼っている。打者の手元で縦に落ちたり、横に滑ったり。自身のフォーシームだけではメジャーの打者に通用しないと分析したのだろう。まともな直球はほとんど投げない。ところが、スプリット主体の投球が自身の投球フォームを“縦振り”から“横振り”に変えてしまい、ボールのキレを失う結末になっているのでは…という指摘だ。

それでもヤンキースは田中将を復活させたい…だから闘将が

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