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シラス漁が見学できる乗船体験が人気 香川の大塩水産、今年度から

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シラス漁が見学できる乗船体験が人気 香川の大塩水産、今年度から

2隻の漁船が並び、機械で網を引き上げる様子などを間近で見学する=香川県さぬき市津田町(塩田真里撮影) 2隻の漁船が並び、機械で網を引き上げる様子などを間近で見学する=香川県さぬき市津田町(塩田真里撮影)

 シラス漁が最盛期を迎える中、漁の仕方や地元の海について知ってもらおうと、水産加工・販売会社の「大塩水産」(香川県さぬき市津田町)は、今年度からシラス漁が見学できる乗船体験を実施している。

 シラス漁は毎年5月20日に解禁となり、梅雨の訪れとともに漁獲量はピークを迎える。同社の大塩正憲社長によると、今年は例年より10日ほど開始が遅れたものの、漁獲量には影響ないという。

 同社にはこれまで「シラス漁を見たい」という要望が多く寄せられていたこともあり、今年度から試験的に乗船体験を実施することを決めた。

 乗船体験は定員11人の釣り船で行われる。天候によって変更もあるが、地元の脇元漁港を出港し、さぬき市沖の島巡りや釣り体験を楽しんだ後、シラス漁見学を行う。2隻の漁船で網を引き、大きな魚などが省かれながら、最先端の目の細かい袋状の網にシラスが集まる仕掛けとなっている。

 このほど、徳島県美馬市の製造会社「栄工製作所」の社員が家族連れで体験乗船。間近で見るシラス漁に、子供らは「すごい量」「ピチピチしている」など歓声をあげた。港に戻ってからは工場に移動し、獲れたてのシラスを釜揚げにする様子なども見学した。岡田剛さん(44)は「海の上は気持ちが良く、船の乗り心地も良かった。貴重な体験ができた」と話した。

 乗船体験は8月末までの月・火・金曜の午前9時~正午と午後1時~4時に実施。所要時間は約3時間。料金は大人5千円、小学生以下の子供3千円(しらすセットのお土産付き)。問い合わせ・予約は大塩水産(電話0879・42・5105)。

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