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コスモスの種送り続け35年、感謝の手紙1万5千通…「自殺、思いとどまりました」 大阪・能勢

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コスモスの種送り続け35年、感謝の手紙1万5千通…「自殺、思いとどまりました」 大阪・能勢

コスモスの種を手にする安野時江さん=大阪府能勢町 コスモスの種を手にする安野時江さん=大阪府能勢町

 「コスモスおばさん」と親しみを込めて呼ばれる一人の女性が大阪府能勢町にいる。コスモスの種を全国の希望者に配る活動を続けてきた安野時江さん(73)だ。これまで延べ数万人に種を送り、交流を深めてきた安野さんは「コスモスから元気をもらってほしい」と思いを強めている。(小泉一敏)

 活動を始めた契機は大阪市内から能勢町に転居してきた約35年前だった。4人の子育てに追われる一方で、慣れない環境に戸惑う中で、自宅の周囲に咲く優しい色のコスモスが「自分を応援してくれている」と感じ、同じようにコスモスに心をひかれる人たちと「多くの人に楽しんでもらいたい」と種を無料で配る活動を始めた。

 新聞の小さな募集記事にも採用され、希望者が“殺到”。5年ほどで小学校や自治体なども含め、数万通を送ったという。

 お礼の手紙も1万5千通が届き、安野さんはファイルに収め、今も大切に保管している。

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