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【衝撃事件の核心】「こいつらひいたろか」通学路暴走、逃げ惑う生徒の動画拡散、大炎上…事件があぶり出した通学マナー

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【衝撃事件の核心】
「こいつらひいたろか」通学路暴走、逃げ惑う生徒の動画拡散、大炎上…事件があぶり出した通学マナー

インターネット上に投稿された通学路暴走の動画。生徒らが暴走車から逃げ惑う様子が写っている(ツイッターより) インターネット上に投稿された通学路暴走の動画。生徒らが暴走車から逃げ惑う様子が写っている(ツイッターより)

 一方、車が走り去るところを現場で見かけたという小学2年の男児(7)は取材に「動画をネットにアップしたら、誰がやったのかすぐ分かってしまうのに…」と、幼いながらも冷静な感想を漏らした。

 府警は車にはねられる可能性が高かった位置にいた中学生らを特定し、協力を仰いだ上で6月3日午後、公園近くで速度鑑定を行った。別の日には、事件を担当する検察官も現場の暴走経路を視察するなど、罪名の適否を含め慎重に捜査を進めている。

広がって道歩く生徒も…

 今回の事件を受け、近隣住民は複雑な心境を抱いている。

 中学校の周囲は住宅街。複数の住民によると、もともと学校の正門は片側1車線の道路沿いにあったが、「通行量が多く危ない」として、数年前に周辺に民家が立ち並ぶ現在の場所へ移った。正門近くに住む男性は「正門の場所が変わってから、中学生が道に広がって歩くようになった」と打ち明ける。

 正門へと通じる通学路はセンターラインもない生活道路だが、車の通行が少ないというわけではない。住民からは「車が通っても生徒たちはなかなか気付かないし、これまでも『ヒヤリ』とする場面が何度かあった」との声も聞かれた。

 事件後、中学校の教員らが通学路に立ち、下校する生徒らに道路脇を歩くよう呼びかける姿も見られた。前出の男性は「少年らの行為は決して許せない」と前置きしつつ、「学校側も交通マナーを守るよう、きつく生徒へ言い聞かせてほしい」と訴えた。

 暴走事件は、いちびりな少年ら2人の逮捕で一応の決着をみたのかもしれない。ただ、「生徒にも非がある」との声は、警察にも少なからず寄せられているという。

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