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「母子植物状態は麻酔ミスが原因」本人と夫らが京都の医院を提訴 京都地裁

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「母子植物状態は麻酔ミスが原因」本人と夫らが京都の医院を提訴 京都地裁

 出産時に麻酔で痛みを和らげる「無痛分娩(ぶんべん)」で、麻酔のミスで妊婦だったロシア人女性(40)=京都市左京区=と生まれた長女(4)が植物状態になったとして、2人と大学教授の夫(55)、親族の計4人が、京都府京田辺市の医院「ふるき産婦人科」に計約9億4千万円の損害賠償を求める訴訟を京都地裁に起こした。代理人弁護士が12日、明らかにした。提訴は昨年12月28日。

 訴状などによると、女性は平成24年11月、同医院で長女を無痛分娩により出産するため、脊髄を保護する硬膜の外側(硬膜外腔)に腰から注射し、局所麻酔薬を投与する硬膜外麻酔を受けた。だが約20分後に容体が急変し、意識を消失。救急搬送先の病院で帝王切開で長女を出産した。

 女性は「心肺停止後脳症」と診断され、現在まで意識が回復せず植物状態。長女も出産直後から植物状態のままだという。

 原告側は、麻酔の針が本来より深い位置の「くも膜下腔」に達していたミスが疑われるほか、高濃度の麻酔薬を過剰投与したことが原因と訴えている。一方、同医院は「取材はお受けしません」としている。

 同医院をめぐっては1月、帝王切開の際の麻酔ミスがあったとして計約3億3千万円の損害賠償請求訴訟を起こされている。

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