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【軍事ワールド】「誤差7メートル」は白昼夢か? 北朝鮮が「精密誘導ミサイル開発」の虚勢 “武器自慢”もネタ切れか

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【軍事ワールド】
「誤差7メートル」は白昼夢か? 北朝鮮が「精密誘導ミサイル開発」の虚勢 “武器自慢”もネタ切れか

北朝鮮の軍事パレードに登場した、精密誘導システムを導入した弾道ミサイル=4月15日、平壌(共同) 北朝鮮の軍事パレードに登場した、精密誘導システムを導入した弾道ミサイル=4月15日、平壌(共同)

 GPS誘導も、衛星を持っていない北朝鮮には不可能だ。米国のGPSに“ただ乗り”しようにも、米国はその精度を簡単に変更できる。また米軍用のGPSシステムは暗号化されており“部外者”の利用はできない。

 そもそも時速30ノット(約54キロ)で動く空母などの艦船という「移動目標」に対して、固定座標を示すGPSでの誘導はナンセンスだ。

 残るのは弾道ミサイル本体に索敵・誘導能力を持たせることだが、大気圏再突入時の熱や衝撃に耐えるセンサーの開発は非常に困難だとされる。

空母キラー

 振り返れば、弾道ミサイルに命中精度を求めるという試みはほとんどの国で重視されてこなかった。弾道ミサイルの弾頭には大規模な破壊をもたらす核兵器を搭載するのが“常識”だから、目標との誤差など1キロでも2キロでも十分許容範囲とみられてきたのだ。

 ちなみに、そうした強力な核弾頭を搭載した弾道ミサイルで空母を攻撃すればどうなるか。

 敵空母を核ミサイルで攻撃したら、自国の首都に核ミサイルを落とされた-。こんな結果は勝利とは呼べない。核兵器の使用は報復攻撃を招くのが当然だ。結局、空母を攻撃するには「通常弾頭で」という“制約”がつく。実際のところ、空母を撃沈するのに弾道ミサイルを使おうと考える国は現在、中国と北朝鮮の2国だけだ。

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