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【軍事ワールド】「誤差7メートル」は白昼夢か? 北朝鮮が「精密誘導ミサイル開発」の虚勢 “武器自慢”もネタ切れか

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「誤差7メートル」は白昼夢か? 北朝鮮が「精密誘導ミサイル開発」の虚勢 “武器自慢”もネタ切れか

北朝鮮の軍事パレードに登場した、精密誘導システムを導入した弾道ミサイル=4月15日、平壌(共同) 北朝鮮の軍事パレードに登場した、精密誘導システムを導入した弾道ミサイル=4月15日、平壌(共同)

 身長170センチの人が海辺の砂浜(高度0地点)に立って大海原を見た場合、はるか彼方にあるように見える水平線までの距離は約4・6キロ、大人の足で歩いて1時間だ。水平線より向こうは、丸い地球の下側、つまり水平線下となって見えない。

 では高地や山の上からならば見つけられるだろうか。北朝鮮の最高峰は中朝国境にある白頭山(2744メートル)だが、その頂上から日本海側を見たとして、水平線までの見通し距離は約200キロ。内陸部の白頭山からでは北朝鮮沿岸を監視するのがせいぜいで、日本海で何が起こっていようが分からない距離だ。

 可視光線もレーダー電波も直進性をもつので、人が双眼鏡をのぞく代わりとしてレーダーを設置しても結果は同じだ。つまり北朝鮮軍は、地上から米空母の位置を特定するのは不可能だ。艦船の捜索は上空から行うしかない。

空のレーダー

 しかし空母の位置特定は人工衛星でも困難が伴う。空母が約30ノットで時々刻々と位置を変える一方、偵察衛星は空母を捕らえる軌道にあり続けることは難しく、多数の偵察衛星が必要だ。ちなみに中国は光学センサーや地上探査可能な合成開口レーダー、電波傍受装置を備えた軍用偵察衛星「遥感(Yaogan)」を35機運用しているとされる。さらに中国では電離層レーダーなどという極めて精度の低い遠距離レーダーまで運用し、なんとか軍艦を察知しようと四苦八苦しているのが実情だ。

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