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3.3億円分の覚醒剤、物干し用の棒84本に隠し密輸容疑…中国籍の少年を逮捕 大阪府警
物干しざおを掛ける棒84本の中に覚醒剤約5キロ(末端価格約3億3千万円)を隠して香港から密輸したとして、大阪府警薬物対策課と大阪税関関西空港税関支署は5日、覚せい剤取締法違反(営利目的輸入)などの疑いで、中国籍でアルバイトの少年(18)を逮捕、送検したと発表した。
送検容疑は、共謀し5月11日、アルミ製の棒(長さ約90センチ)84本の中に覚醒剤計約5キロを隠し、香港から国際宅配貨物で日本国内に密輸したとしている。
送付先ホテルに滞在、所持で摘発…成功報酬は42万円
府警や税関によると、覚醒剤の入った貨物は11日に関西国際空港へ到着。翌12日午前、税関職員がエックス線検査で、棒の中からラップなどで細長く包んだ覚醒剤を見つけた。同月15日、荷物の送付先だった大阪市西成区のホテルを捜査員が訪れると、少年が覚醒剤約60グラムを所持していたため、現行犯逮捕した。
2月中旬、香港のバーで知り合った男に誘われ、3月7日に来日。ホテルで荷物を受け取り、別人に渡すよう指示されていたという。成功報酬は3万香港ドル(約42万円)だった。
少年は調べに対し、「香港で事件を起こし、刑務所に入らないといけないと思ったので日本へ来た。金も必要だった」と供述しているという。

