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【スポーツの現場】スタジアムの芝がフルシーズンで緑に ノエスタ神戸で実験進む「ハイブリッド芝」…ラグビーW杯で本格導入も

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【スポーツの現場】
スタジアムの芝がフルシーズンで緑に ノエスタ神戸で実験進む「ハイブリッド芝」…ラグビーW杯で本格導入も

ハイブリッド芝のイメージ図 ハイブリッド芝のイメージ図

 日本のスタジアム環境を大きく変えうる革新プロジェクトが進んでいる。神戸市の球技専用スタジアム「ノエビアスタジアム神戸」(ノエスタ)に、天然芝と人工繊維を組み合わせた「ハイブリッド芝」を来季に導入する構想だ。いたみやすい芝の強度を高めるこの新技術により、施設の稼働率を飛躍的に上げることが狙い。こうした動きの中で、Jリーグはピッチ基準を改定し、実証実験を踏まえて審査する認可制度を設けた。サッカー界とラグビー界の今後に影響を与える計画の成否に注目が集まりそうだ。(吉原知也)

ラグビーW杯も見据え

 神戸市が所有するノエスタは、J1神戸、サッカー女子のINAC神戸やラグビー・トップリーグ神戸製鋼の本拠地だ。2003年に開閉式屋根を設置し日照時間が減少、風通しも悪くなったことで、ピッチ環境の構造的な不調が積年の課題となっていた。

 ノエスタは、日本で初開催される2019年ラグビーワールドカップ(W杯)の全国12会場の一つ。プレー環境の向上は絶対条件だ。スポーツ界からの改善の要請は切実で、待ったなしの状況が背景にある。神戸市は来シーズン中の稼働を目指し、国内のスタジアムレベルでは初めて導入する試みに打って出た。

 ハイブリッド芝は世界の潮流といえる。10年サッカーW杯南アフリカ大会の試合会場を始め、15年ラグビーW杯イングランド大会の7割の会場で採用された。

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