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【NIE@産経・カマティーのNIE事始め(3)】読者欄に投稿してみよう

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【NIE@産経・カマティーのNIE事始め(3)】
読者欄に投稿してみよう

 多くの新聞には読者の投稿欄があります。産経新聞では「談話室」と呼んでいますね。そこで今月は新聞投稿の勧めです。

 私は読者欄への投稿を生徒に促しています。まず400~500字程度の下書き用紙を配布して、紙面のさまざまな話題から思ったことや考えたことを自由に書いてもらいます。次に提出された下書きは、気になる箇所を添削等で指摘して再度自分なりに清書させます。それらをまとめて学校から新聞社へ送るのです。

 清風学園の部活動である「NIE研究会」では、原稿を持ち寄って生徒が互いに披露し、分かりにくい表現や内容に対する疑問を率直に指摘し合います。その上で原稿を書き直すのですが、これによって投稿の採用率がぐっと上がります。

 以前、部員のA君の投稿用原稿に対して、他の部員から意見が百出(ひゃくしゅつ)して本人がすっかり元気を無くしてしまったことがありました。励ましながら何とか投稿させたものの、しばらくして本人から退部の相談がありました。その直後に産経新聞の談話室にA君の投稿が載り、それを知って本人はまんざらでもない様子、結局、退部の話は雲散霧消してしまいました。

 新聞投稿は、誰か一人でも掲載されると、本人はもちろんそれを知って俄然(がぜん)、生徒たちは盛り上がってきます。読者欄への投稿を通して、「文章表現は他者に読んでもらうためのもの」という意識を明確に育むことができます。(清風高校教諭)

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