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若者の独立促す「住宅つき就職支援プロジェクト」 団地の若返りも狙う、大阪府営住宅で初の試み

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若者の独立促す「住宅つき就職支援プロジェクト」 団地の若返りも狙う、大阪府営住宅で初の試み

「住宅つき就職支援プロジェクト」の説明を聞く参加者ら=大阪市西区(有年由貴子撮影) 「住宅つき就職支援プロジェクト」の説明を聞く参加者ら=大阪市西区(有年由貴子撮影)

ニート自立と地域若返りに期待

 府によると、府内で就労、就学していない若年無業者(ニート)は24年の統計で、約4万3300人と全国ワースト3。非正規雇用も20~34歳のおよそ4人に1人にあたる約37万人に上り、平均年収約168万円(試算)という自立が難しい環境に置かれている。

 一方、府営住宅は交通の便の悪い郊外などで入居率が低下する傾向にあり、高齢化が進むという問題を抱えている。

 府営住宅の平均高齢化率(65歳以上の入居割合)は27年度時点で39・0%と過去10年間で約15ポイント増加。今回のプロジェクトの舞台となる清滝住宅は駅から離れており、高齢化率は50%を超えている。

 このため、同プロジェクトで若者の入居を促し、近隣住民と交流してもらうことでコミュニティーの若返りや地域活性化につなげたい狙いもある。

 府の担当者は「若者の自立への一歩につなげてもらうとともに、プロジェクトをモデルケースとして、他の府営住宅にも展開していきたい」と期待している。

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