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【虎のソナタ】燃えた!シビれた!!これぞ「挑む」虎や…アドレナリン出まくり

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【虎のソナタ】
燃えた!シビれた!!これぞ「挑む」虎や…アドレナリン出まくり

試合前、シートノックに臨む鳥谷。フェースガードをつけて守備練習を行った 試合前、シートノックに臨む鳥谷。フェースガードをつけて守備練習を行った

 ストレスとは人間にとっても、動物にとっても“脅威の信号”である。

 そこでどう自分に言い聞かせるか? によってアドレナリンが違ってくるのは読者の皆様がよくご存じだ。

 「さぁ敵がきたぞ。立って戦え! かなわなければ一目散に逃げろ!」

 言うのは簡単だ。問題はどこでスパッと切り替えるか? だ。

 試合前のトラ番たちの最大の注目点は“その後”の鳥谷選手の動向。鼻骨骨折…黒いフェースガードをつけた鳥谷が登場したのは六回二死から上本の代打…いうまでもなく万雷の拍手…内野ゴロに終わっても…また観客席からは温かい拍手…その短いパントマイムには敵味方もない。大相撲の稀勢の里に送られた声援に共通する。

 「やはり試合前からチームの雰囲気はピリピリしてました。巨人サイドも気を配って…フェースガードをつけた鳥谷選手が現れると巨人ナインもピリッとして…」とトラ番キャップ阿部祐亮のアドレナリンもかなり激しかった。

 「今日の試合はタイガースにとってターニング・ポイントになるかもしれません…。だけど俺が当番ですョ。この勝ち運のない俺が…ちょっともう一度、確認してきます」とデスク大沢謙一郎は編集総括席で難しい顔をしてる部長稲見誠の近くの壁に貼ってある『総括&当番デスクの阪神タイガース星取表』を何度も確認して戻って来てタメ息ひとつ「7勝6敗、貯金1…」。

 金本監督はこの夜、初めて「1番・糸井」というオーダーを組んだ。アドレナリン戦法か? 金本流の「立って戦え! それでダメなら一目散だ!」という潔さが匂う。ここが彼の強さである。

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