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トラフグ肝料理の提供断念  佐賀県「国の理解得られず」

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トラフグ肝料理の提供断念  佐賀県「国の理解得られず」

 佐賀県は13日までに、美味とされ、観光の起爆剤になるとして国に求めていたトラフグ肝料理の提供解禁を断念した。県は2004年ごろから「フグ肝特区」を申請するなど解禁に向け取り組んできたが、このまま続けても国の理解が得られないと判断した。

 トラフグの肝は強い毒のテトロドトキシンが含まれ、食品衛生法は提供を禁止。ただ佐賀県は04年と10年に特区申請。さらに昨年2月、第三者委員会の議論を経て、同県唐津市の業者が陸上養殖したフグを個体ごとに検査した上で提供すれば安全は確保できるとして国に解禁を要請していた。

 これに対し、厚生労働省は今年3月、トラフグが毒を生成する仕組みが未解明で、肝の提供は認められないと県に通知した。県の担当者は「こちらの提案が根本から否定された。長年取り組んできたのに実らず寂しい気持ちだ」と話した。

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