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サワラから採卵、漁獲量回復目指す 香川

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サワラから採卵、漁獲量回復目指す 香川

船上で行われたサワラの採卵作業(香川県水産課提供) 船上で行われたサワラの採卵作業(香川県水産課提供)

 サワラの漁獲量回復に向け、香川県は11日夜、小豆島北部や播磨灘南西部などの海域で、種苗生産のための採卵作業を行った。採取した卵を人工授精し、約7センチの稚魚に育て、約12万匹を6月下旬に瀬戸内6府県の海域に放流する。

 採卵・人工授精は、瀬戸内海海域栽培漁業推進協議会(瀬戸内11府県と各漁連などで構成)の一員として、香川県が漁業者の協力を得て実施した。

 刺し網漁で捕ったサワラを漁船から受け取って、県有船上で採卵・採精。この日だけで、目標の受精卵約100万粒を確保した。

 サワラはスズキ目・サバ科の海水魚。サゴシ、ナギ、サワラと成長するにつれて呼び名が変わる出世魚。漢字では「鰆」と書く。

 県内のサワラ漁獲量は、昭和61年の1075トンをピークに減少を続け、平成10年には17トンまで落ち込んだ。漁獲量回復のため、同年から種苗生産と放流が始まり、昨年は331トンだった。

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