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【韓国新大統領・緊急寄稿】文氏勝利は「法治民主主義の死」と保守派 日本は毅然と立場を伝えよ 李相哲・龍谷大学教授

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【韓国新大統領・緊急寄稿】
文氏勝利は「法治民主主義の死」と保守派 日本は毅然と立場を伝えよ 李相哲・龍谷大学教授

 第19代韓国大統領に最大野党「共に民主党」前代表、文在寅(ムン・ジェイン)氏が就任した。昨年10月からの朴槿恵(パク・クネ)前大統領の退陣運動に端を発した左派と保守派の対決はこれで一応決着がついた形だが、火種はのこっている。

 大韓弁護士協会長などを歴任した金平祐氏は文氏の当選を「民衆クーデター」が成功したことを意味すると話す。韓国憲政史上例をみない、民心をくんだ国会と憲法裁判所による大統領の弾劾、罷免、その一連の動きを主導した勢力が政権を奪取できたという前例を作ったことにもなる。

 文氏は、朴氏退陣デモに欠かさず顔を出し、野党が多数を占める国会で弾劾を主導し、弾劾訴追案を憲法裁判所に送致した後は、「弾劾が認容されなかったら革命だ」と、裁判所に圧力をかけてもいた。

 文氏は、2012年の大統領選で果たすことができなかった政権交代を民衆革命で実現したのだ。それを進歩・革新・左派(以下「左派」という)系では民主主義の勝利と自画自賛するが、弾劾無効を展開する保守系の人々は、広場民主主義であり、「法治民主主義の死」を意味すると主張する。

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