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【関西の議論】夫の「…」が入らない-衝撃的タイトルと内容で13万部突破 書店では表紙をまるごとカバー、題名言わず注文できるカードも

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【関西の議論】
夫の「…」が入らない-衝撃的タイトルと内容で13万部突破 書店では表紙をまるごとカバー、題名言わず注文できるカードも

POP広告が目を引く、こだまさんの本が並べられたコーナー=大阪府枚方市の水嶋書房くずは駅店 POP広告が目を引く、こだまさんの本が並べられたコーナー=大阪府枚方市の水嶋書房くずは駅店

 今年1月、衝撃的なタイトルで刊行された本が、反響を巻き起こしている。題名を言わずに注文できる申込書や、全面帯で表紙をまるごとカバーした本を並べる書店も登場。文芸書として13万部超えのヒットを記録し、映画化などの打診もある。性の営みに苦悩し、夫と精神的な絆を強めていく40代主婦の真摯(しんし)な告白に、慰められ、また価値観を揺さぶられる読者が多いという。(横山由紀子)

見ず知らずの人とはうまくいくのに、なぜ夫だけ…

 話題の本『夫のちんぽが入らない』(扶桑社)は、著者のこだまさんが、自身の体験をもとに書き上げた私小説。主人公の「私」は、大学入学後に交際を始めた彼と、どんなに体を重ねようと努力をしても、受け入れることができない。悩みながら2人は結婚、やがて自分たちの夫婦の形を見いだしていく。そんなカップルの20年が、ありのままに淡々と、悲哀とユーモアを交えてつづられる。

 《拳と壁。道場破りと閉ざされた門扉。融合する気配は微塵(みじん)も感じられない。セックスというものは誰でもできるものではなかったか》

 大学卒業後、小学校教員となった「私」は、子供との関係がうまくいかず学級崩壊に直面。また、夫がひそかに風俗に通っていることにショックを受け、インターネットを通じて知り合った男性と会うことで現実逃避する。不思議なことに、見ず知らずの男性とは体の関係を持つことができた。「私も『普通』だったと安堵(あんど)する一方、夫とだけ交われないことがわかり、余計に思い詰めるように。男性と会うことは、自傷行為に近いものでした」

奇抜なタイトル『夫のちんぽ…』、特に女性に高い評判

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