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滋賀県埋蔵文化センターで出土品焼損 20年ぶりに機器使用で火災?

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滋賀県埋蔵文化センターで出土品焼損 20年ぶりに機器使用で火災?

 9日午前7時15分ごろ、大津市瀬田南大萱町の滋賀県埋蔵文化財センター1階の整理室から出火。木製品を保存する処理機器や周辺の床約1平方メートル、遺跡の出土品35点を焼いた。文化財の指定は受けておらず、けが人はなかった。

 県教委によると、焼失したのはいずれも同県長浜市の塩津港遺跡から出土した約1300点の木製品の一部。祭祀(さいし)などに使われる刀の形をした木の板や刀の鞘などで、平安時代のものという。

 燃えた処理機器(幅60センチ、高さ30センチ、奥行き40センチ)は木製品の劣化を防ぐため、出土品を薬剤に漬け込み、加熱していた。普段は別の機器を使っており、今年4月、20年ぶりに使用を再開した。

 5月8日夕方ごろまでは異常はなかったという。県教委は「再発防止に努め、文化財保護を行っていきたい」としている。

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