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【NIE@産経・カマティーのNIE事始め(2)】スクラップノートの回し読み

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【NIE@産経・カマティーのNIE事始め(2)】
スクラップノートの回し読み

 今回は新聞スクラップの交換ノートの勧めです。私はこれを「NIEノート」と名付けています。

 1人1冊ではなく、クラスに1冊または数人のグループに1冊のノートを用意します。そのノートをAさん、Bさん…と順番に回していくのです。Aさんが自分の気に入った記事をノートの左側ページに貼り、右側に感想・意見・疑問を自由に記述してからノートを教師に提出します。教師は次の授業時にAさんに発表させて簡単に講評します。それからノートをBさんに回します。ノートの回し方は、出席番号順でも希望者順でも構いません。ノートの余白には必ず教師が一人ひとりの記事にコメントを付けます。生徒たちが余白にコメントを書き込むことも大歓迎です。

 1人1冊のスクラップノートは学習効果が大きいものの、教師にも生徒にも大変な労力を強います。その点NIEノートは、取り組むのが月に1回とか学期に1回ですから、負担は少ないのです。そしてクラスメートの選んだ記事や書いた意見を読むことができるので、交換回数が増すほど生徒たちも面白く感じていくようです。

 同世代でも様々な関心や違った見方があることを、生徒自らが実感する貴重な機会となるのです。

 私は、NIEノートの作成と回覧をもっぱら公民科の授業で行いましたが、ホームルームでも実践が可能です。国語の授業で、記事の要約を課して取り組まれた先生もおられました。(清風高校教諭)

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