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災害に負けず豊作の年に…楠木正成ゆかりの建水分神社で恒例の春祭 大阪・千早赤阪村

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災害に負けず豊作の年に…楠木正成ゆかりの建水分神社で恒例の春祭 大阪・千早赤阪村

「春祭」で、餅がまかれると、参拝者らが手を伸ばした=千早赤阪村の建水分神社 「春祭」で、餅がまかれると、参拝者らが手を伸ばした=千早赤阪村の建水分神社

 南北朝時代の武将、楠木正成ゆかりの建水分(たけみくまり)神社(千早赤阪村水分)で25日、豊作と地域の繁栄を願う恒例の「春祭」が営まれ、境内は多くの参拝者らでにぎわった。

 建水分神社は楠木氏の氏神で、正成が社殿移設など造営に力を尽くした。春祭は「4月25日」とされる正成の誕生日にちなんだもので、「くすのきさん」の名で知られる。本格的な稲作を始める前に行われ、道明寺天満宮(藤井寺市)の菜種)御供(なたねごくう)大祭、聖徳太子ゆかりの叡福寺(太子町)の大乗会式(だいじょうえしき)と合わせ、南河内地域の三大春事と呼ばれる。

 この日、神職や氏子総代らは拝殿で祭礼を終えた後、境内にある正成を祭る南木(なぎ)神社を参拝。続いて、和太鼓の奉納演奏や餅まきが行われた。

 岡山博美禰宜(ねぎ)(47)らが特設舞台から餅約千個を次々と投げると、参拝者らは盛んに手を伸ばしていた。岡山禰宜は「昨年は災害も多い年だったが、今年は皆さんが平穏に過ごせるように」と話した。

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