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【電通違法残業】「過労死ライン」越える残業も…中部支社従業員、愛知労働局が確認

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【電通違法残業】
「過労死ライン」越える残業も…中部支社従業員、愛知労働局が確認

電通の違法残業事件で、記者会見する愛知労働局の担当者=25日午後、名古屋市 電通の違法残業事件で、記者会見する愛知労働局の担当者=25日午後、名古屋市

 広告大手、電通(東京)の違法残業事件で、中部支社(名古屋市)の従業員が平成28年4月にいわゆる過労死ラインを越える月105時間38分の残業に従事していたことが25日、分かった。法人としての同社と支社幹部を書類送検した愛知労働局が記者会見し、明らかにした。

 厚生労働省の労災認定は、発症前に単月100時間以上の残業に従事していたことを一つの目安としている。愛知労働局は健康被害の有無を明らかにしていないが、支社でも深刻な長時間労働があった実態が判明した。

 大阪、京都両労働局も記者会見し、それぞれ従業員1~2人を1日の上限を超える残業をさせた疑いで関西(大阪市)、京都(京都市)の支社幹部を書類送検したと発表した。愛知労働局によると、中部支社の幹部は、過労死ラインを越えた従業員とは別の従業員に1日の上限を超える残業をさせた疑いでも書類送検された。

 電通は「書類送検を重く受け止める。信頼回復に向け、労働環境改革を着実に推進していく」とのコメントを発表した。

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