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電通 関西など3支社幹部を書類送検、違法残業疑い 厚労省の捜査終結

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電通 関西など3支社幹部を書類送検、違法残業疑い 厚労省の捜査終結

過労自殺した高橋まつりさん 過労自殺した高橋まつりさん

 広告大手、電通(東京)の違法残業事件で、厚生労働省は25日、労使協定(三六協定)で定めた上限を超える残業を社員にさせていたとして、労働基準法違反の疑いで、法人としての同社と中部(名古屋市)、関西(大阪市)、京都(京都市)3支社の幹部を書類送検した。

 厚労省は既に、自殺した新入社員、高橋まつりさん=当時(24)=に違法残業をさせた疑いで、電通と上司だった幹部社員1人を書類送検。労働事件としては、異例の規模で続けられた捜査は今回の立件で終結する。

 書類送検を受け、名古屋、大阪、京都の各地検は事件を東京地検に移送し、最終的な刑事処分が決まる見通し。大企業の本支社で行われていた違法残業にどんな判断を示すか注目される。

 厚労省は、高橋さん以外の本社社員に関しても違法残業の有無を調べたが、本社幹部の指示や、違法性の認識について裏付けが取れなかったため、立件を断念した。

 高橋さんは平成27年12月に飛び降り自殺した。母、幸美さん(54)が昨年4月に娘の自殺を労災に認定するよう申請。三田労働基準監督署(東京)の調査で、他の社員も自己申告した勤務時間を超える残業をしていた疑いが浮上した。

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