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長崎市長射殺10年、事件現場近くに献花台

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長崎市長射殺10年、事件現場近くに献花台

長崎市長の伊藤一長さんが射殺された事件から丸10年となり、現場近くで献花し、手を合わせる市安全安心課の重富範孝課長=17日午前、長崎市 長崎市長の伊藤一長さんが射殺された事件から丸10年となり、現場近くで献花し、手を合わせる市安全安心課の重富範孝課長=17日午前、長崎市

 平成19年4月に長崎市長の伊藤一長さん=当時(61)=が暴力団幹部に射殺された事件から丸10年となった17日、市は現場近くのJR長崎駅前に献花台を設けた。

 市職員を代表し、安全安心課の重富範孝課長は、伊藤さんが好きだったヒマワリをささげた。重富さんは「核兵器のない世界実現のために、情熱的に奮闘していた姿が心に残る」と振り返った。

 田上富久市長は「時は過ぎ、長崎の街は変わりつつあるが、事件に対する憤りと深い悲しみは、今も心に深く刻まれている」との談話を出した。献花台は、18日午後5時まで設置する。

 伊藤さんは、4選を目指して選挙運動期間中の19年4月17日夜、長崎駅近くの事務所に戻る際、暴力団幹部だった城尾哲弥受刑者(無期懲役確定)に拳銃で2発撃たれた。長崎大病院へ搬送されたが、翌日未明に失血死した。

 在任中は被爆自治体の首長として、平和活動にも尽力。12年と17年には米ニューヨークで開かれた核拡散防止条約(NPT)再検討会議で演説し、核廃絶を呼び掛けた。

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