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「森友騒動とは違う」 岡山理科大学獣医学部新設で、今治市が無償譲渡の経緯など説明

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「森友騒動とは違う」 岡山理科大学獣医学部新設で、今治市が無償譲渡の経緯など説明

今治市民会館で開かれた説明会。約300人が参加した 今治市民会館で開かれた説明会。約300人が参加した

 岡山理科大学獣医学部の愛媛県今治市への誘致について、同市は11日夜、市民会館で説明会を開き、学部の概要や今治新都市の用地を同大学を運営する学校法人加計学園(岡山市)に無償譲渡した経緯などを説明した。

 説明会には市民ら約300人が参加、関心の高さをうかがわせた。構想の概要などの説明に続いて、菅良二市長や市議会国家戦略特区特別委員会の岡田勝利副委員長、獣医学部学部長候補の吉川泰弘・千葉科学大学教授ら7人が参加者の質問に答えた。

 吉川教授は獣医師の現状について、動物から人への感染症を監視しなければならないなど、責任は想定を超えて広がり、重くなっている。小動物対象の獣医師は足りているが、産業動物や公衆衛生を対象にした獣医師は不足している-と説明。新しい獣医学部では公衆衛生を担う獣医師も多く育てる方針だと述べた。

 また誘致について同市は、18歳で大きく減少する人口対策として、昭和58年の学園都市構想策定以来の懸案だったとし、「補助金は貯金を取りくずす形で充てるので、将来に影響は与えない」と説明した。

 質疑では、開学に理解を示す内容が多かったが、研究施設からの病原体流出への懸念が呈され、建設地を無償譲渡にした理由を問う声や、一連の手続きが早すぎるのではないかという疑問も投げかけられた。

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