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【衝撃事件の核心】〝大麻プラント〟ご法度破りのシノギを絶ち切れ 怒濤の「会津小鉄会壊滅作戦」

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【衝撃事件の核心】
〝大麻プラント〟ご法度破りのシノギを絶ち切れ 怒濤の「会津小鉄会壊滅作戦」

京都府警が摘発した〝大麻栽培プラント〟。指定暴力団会津小鉄会系組長らを逮捕し、組織壊滅に向けて捜査を進めている(京都府警提供) 京都府警が摘発した〝大麻栽培プラント〟。指定暴力団会津小鉄会系組長らを逮捕し、組織壊滅に向けて捜査を進めている(京都府警提供)

 ドアを開けると、そこは〝大麻栽培プラント〟だった。大津市の雑居ビルなどで大麻を栽培していたとして、京都府警は昨年11月から今年3月にかけて、大麻取締法違反容疑で、指定暴力団会津小鉄会系組長(54)ら男4人を逮捕した。現場には農園をも思わせる設備があり、存在を隠すための大胆かつ巧妙な細工も施され、捜査員も驚きの声を上げたという。「組織」にとって〝ご法度〟とされる大麻だが、それでも栽培していた裏には、背に腹は変えられぬ「シノギ」の事情がうかがえる。一方、会津小鉄会をめぐっては分裂騒動も勃発(ぼっぱつ)。府警は抗争を警戒しつつ、今回のような事件を機に、騒動に揺れる会津小鉄会の壊滅へ向けた捜査を進める。

広さ20畳以上、盗電で節約

 「なんだこれは…」

 昨年11月、大津市内の雑居ビル2階の201号室に踏み込んだ捜査員は、ドアを開けて思わず息をのんだ。

 室内はアルミシートに覆われ、水耕栽培のための水が循環するパイプが入り組み、高さ1メートルほどの大麻草にびっしりと覆われていた。隣接する202号室との壁はぶち抜かれ、その面積は20畳以上の広さだった。

 複数のエアコンで室内の温度は一定に保たれていた。光を当てるための水銀灯もあり、1日のうち決まった時間だけ点灯するようタイマー設定されていた。

 「まるで大麻栽培プラント。年月をかけて仕上げている」(捜査員)。にわか作りではない状況が一目瞭然だった。

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