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【西論】法曹界の左傾 戦後の偏りを自覚せよ

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【西論】
法曹界の左傾 戦後の偏りを自覚せよ

安全保障関連法と日弁連の主な動き 安全保障関連法と日弁連の主な動き

 これも筆者なりにいえば理由は単純で、マルクス・レーニン主義の特徴の一つは、国家を否定し廃絶することにあるからだ。

 共産思想と親和性のある戦後の進歩的知識人の多くは、主権の一部を否定する憲法を擁護する位置に立った。法学にとどまらず、護憲を唱えることが戦後の主流となってしまった。

 しかしそのような憲法イデオロギーにとらわれず、日本の現実を直視し、日本人の常識を大切にし、国柄にふさわしい憲法を考えようと声を上げている法曹人もいる。

 過日亡くなった小寺一矢・元大阪弁護士会会長もそんなお一人だった。

 訃報に接し、評伝を書かせていただいた。「人生を愛し、日本を愛した」と見出しをつけた。通夜の日、その紙面を棺(ひつぎ)に入れてくださっていた。

 法曹界の左傾を正していくことは、なお筆者らの責務だと思っている。小寺氏に教わった若い世代は、「戦後72年 弁護士会」という連載を始めた。第1部は「政治闘争に走る『法曹』」。

 謹んでご霊前に報告させていただく次第である。   (論説委員・河村直哉)

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