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【スポーツの現場】女子バレーボール界を牽引した「サオリン」木村沙織さん、攻守万能のプレースタイル支えたサーブレシーブの“開眼”

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【スポーツの現場】
女子バレーボール界を牽引した「サオリン」木村沙織さん、攻守万能のプレースタイル支えたサーブレシーブの“開眼”

 現役最後の試合となったVリーグのオールスター戦でプレーする木村沙織さん=埼玉県深谷市総合体育館  現役最後の試合となったVリーグのオールスター戦でプレーする木村沙織さん=埼玉県深谷市総合体育館

 2016/17シーズン限りで現役を引退した女子バレーボールの木村沙織さん(Vリーグ・東レ)。日本代表として10年以上にわたってプレー。五輪に4度出場し、12年のロンドン五輪では28年ぶりとなる銅メダル獲得に大きく貢献した。“サオリン”の愛称で親しまれたアイドル的人気と実力を兼ね備えた名選手のバレーボール人生を支えたのは、あくなき技術の向上心だった。(上阪正人)

 木村さんは、185センチと世界で通用する高さとスピードを併せ持ち、日本代表のエースに長らく君臨。広角に打てるスパイクを武器とする一方で、サーブレシーブの中心も担い、セッターがスパイクを拾えば代わりにトスも上げる。攻守両面で質の高いプレーができる「オールラウンダー」だった。

プレーの不安は練習で克服

 しかし「私はスパイクがすごいとか、レシーブがすごいとか、何かがずば抜けているという選手ではなかった」という木村さん。かつては強豪国の強いサーブを拾いきれずにサーブレシーブ率が低迷し「相手から狙われて苦労した時期があった」と振り返る。しかし、プレーの不安は練習の中で克服してきた。

 かつては、サーブレシーブの不安をぬぐい去るためには「自信を持てるまでの数をこなす猛練習以外になかった」。それが、20代後半となり円熟期を迎え、技術面で“開眼”を経験したという。

 当時の日本代表の真鍋監督から求められて取り組んだのが、審判の笛が鳴ってから相手がサーブを打ってくるのに備える動作のルーティーンづくり。「自分の中でしっくりくる取り方が見つかり、サーブレシーブが全然こわくなくなった」と明かす。

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