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【芸能考察】「べっぴんさん」平均視聴率20.2%、まずまずの数字も盛り上がらなかった理由は-「あまちゃん」以降上がったハードル

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【芸能考察】
「べっぴんさん」平均視聴率20.2%、まずまずの数字も盛り上がらなかった理由は-「あまちゃん」以降上がったハードル

「べっぴんさん」最終回のワンシーン(NHK提供) 「べっぴんさん」最終回のワンシーン(NHK提供)

 1日に最終回を迎えたNHK連続テレビ小説「べっぴんさん」の全151回の関西地区の平均視聴率は20.2%(関東地区20.3%、ビデオリサーチ調べ)で、過去10年の朝ドラでは歴代6位(関西地区)。「あさが来た」「とと姉ちゃん」と3作続けて20%台を超えた。まずまずの結果となったが、内容的にも話題性においても、いまひとつ盛り上がりに欠けていたのは否めない。その理由を、元民放プロデューサーの影山貴彦・同志社女子大教授(メディアエンターテインメント論)に聞いた。(杉山みどり)

登場人物のキャラクターがおとなしすぎる?

 「べっぴんさん」のヒロインは、子供服メーカー「ファミリア」(神戸市)創業者の1人、坂野惇子さんがモデル。昭和初期から高度経済成長期にかけての神戸や大阪を舞台に、ヒロインとその仲間が戦後の焼け跡の中、子供服専門店を立ち上げ、激動の時代を生き抜く姿を描いた。

 まず、芳根京子さんが演じたヒロインの坂東すみれ。従来の朝ドラヒロインによく見られた「元気いっぱい」で「明るく」て「おてんば」というキャラクターとは少し違う。制作統括の三鬼一希チーフ・プロデューサーが「お嬢様育ちでおっとりとしていて、周りが手をさしのべたくなるような女性。がむしゃらに皆をひっぱっていくというよりは、後ろから押されるようなヒロインになる」と説明していた通り、おっとりとしているが芯の強い女性を芳根さんがていねいに演じた。

 ヒロイン以外の登場人物に関してはどうか。

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