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奈良の「高取城」、3Dで楽しんで

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奈良の「高取城」、3Dで楽しんで

3DCGで再現された天守から見た江戸時代の城の光景(高取町提供) 3DCGで再現された天守から見た江戸時代の城の光景(高取町提供)

 日本三大山城の高取城跡をPRし、観光客を呼び込もうと奈良県高取町は、同城跡の本丸跡などに、3DCGで再現された江戸時代の城の姿を、スマートフォンやタブレット端末で楽しむことができる「ARスポット」を設置した。町では「城の魅力を多くの人に知ってもらいたい」としている。

 ARスポットが設置されたのは本丸跡のほか、かつての「大手門」付近、城への入り口にあたる「二ノ門」付近、武家屋敷などが並んでいた麓の城下町「札ノ辻」付近など9カ所。

 ARは「拡張現実」の意味で、実際の風景に3DCGなどを重ね合わせる技術。専用アプリの「ええR高取町」を読み込んだスマホやタブレット端末を、スポットのARマーカーにかざせば、江戸時代のその場所の光景が3DCGで表示され、天守からの光景や本丸御殿、大手門、城下町などの往時の姿を楽しむことができる。

 町では昨年10月に高取城の観光パンフレットを刊行。専用アプリを読み込んだスマホをパンフレットの「城郭地図」にかざせば、城郭建物全体をCGで見ることができる「電子パンフ」だったが、今回はそれをバージョンアップ。現地でさらに詳しく城の構造や姿をわかるようにした。

 高取城は高取山(583メートル)につくられた山城で、最初の築城は南北朝時代。江戸時代には14代続く植村氏(高取藩)の居城となった。麓から天守までの高低差は約450メートルで、近世城郭では屈指の規模を誇る。

 3月12日には3DCGを楽しむ「ARハイキング」も行われ、約250人が参加した。町では「ハイキングなどにも活用してもらいたい。城跡を訪れるリピーターの人を増やして、町の活性化につなげていきたい」としている。

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