産経WEST

高知のセブン-イレブンに「津波救命艇」を配備 南海トラフ巨大地震に備え

産経WEST 産経WEST

記事詳細

更新


高知のセブン-イレブンに「津波救命艇」を配備 南海トラフ巨大地震に備え

「セブン-イレブン須崎桐間南店」に設置された「津波救命艇=3月30日午後、高知県須崎市 「セブン-イレブン須崎桐間南店」に設置された「津波救命艇=3月30日午後、高知県須崎市

 コンビニ最大手のセブン-イレブン・ジャパン(東京)は30日、南海トラフ巨大地震で甚大な津波被害が予想される高知県須崎市の「セブン-イレブン須崎桐間南店」に、大津波が襲う前に逃げ込んで身を守る「津波救命艇」を設置した。コンビニへの配備は全国初。

 救命艇は25人乗りで、全長8・7メートル、高さ3・1メートル。エンジンはなく、通信機で位置を知らせて救助を待つ。徒歩での避難が難しくなる30センチの津波が20~30分で到達するという同店の駐車場に備え付けられた。

 逃げ込んだ高齢者や幼児らの身を守る現代版「ノアの箱舟」で、激しい津波で転覆しても元の状態に戻る。1週間分の食料や水、簡易トイレも積載している。

 国土交通省制定のガイドラインを満たした津波救命艇は今回の高知を含め三重や静岡など太平洋側の5県に設置されており、12艇目。同社は4月中旬以降、愛知県南知多町と静岡県沼津市の計2店舗にも順次、配備するという。

 須崎桐間南店で開かれた除幕式で、同社の増田彰人事本部長は「コンビニは今や社会のインフラ。安全対策を進め、災害時にも近くて便利な存在を目指したい」と意気込んでいた。

このニュースの写真

  • 高知のセブン-イレブンに「津波救命艇」を配備 南海トラフ巨大地震に備え

「産経WEST」のランキング