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【山陽の議論】天皇陛下の実姉が園長、岡山の動物園が存亡の危機…市民ら公営化求めるも市は困惑

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【山陽の議論】
天皇陛下の実姉が園長、岡山の動物園が存亡の危機…市民ら公営化求めるも市は困惑

看板が長い歴史を感じさせる池田動物園=岡山市北区 看板が長い歴史を感じさせる池田動物園=岡山市北区

 動物園は2人の結婚を機に開園。園長だった隆政氏が私財を投じるなどして改修・整備してきたが、平成17年以降は修繕が中心となり全体的に老朽化が進み、展示の形態も旧態依然としたまま。約7万9200平方メートルの園内には急な坂や階段が多く、入り口と園内で最も高いシマウマの飼育舎の高低差は約35メートルにもなり、来園者からは「利用しづらい」との声も。

人気者のゾウも不在

 開園当初は外国から高価な動物を購入することは難しく、ライオンやトラなど十数種類の動物しかいなかった。現在は、キリンやフラミンゴなど115種類553点(1月末現在)を飼育しているが、近年は徐々に減っている。

 インドゾウのメリーが昨年2月に死んでからはゾウも不在に。メリーは昭和42(1967)年、2歳でタイから来園し、約半世紀にわたって園の人気者だった。入り口近くには今もメリーの飼育舎が残り、「スター不在」を一層際立たせ、寂しい印象を与えている。

 市民からは「いずれは再びゾウを」と望む声もあるが、ワシントン条約の規制強化によってその実現は困難な状況だ。現在、ゾウは繁殖目的でつがい以上での飼育が求められ、飼育舎の建設には現状の約10倍の敷地が必要となるが、資金難の同園にとっては容易ではない。

入園者が半減…赤字を池田家が私財で穴埋め、そして

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