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【衝撃事件の核心】「モデル満足度No.1」は真っ赤なウソ? ギャラ半額超は中抜き…AV女優〝搾取〟の実態 芸能人への転身は一握り

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【衝撃事件の核心】
「モデル満足度No.1」は真っ赤なウソ? ギャラ半額超は中抜き…AV女優〝搾取〟の実態 芸能人への転身は一握り

被害者の女性がアダルトビデオ(AV)に出演したときの出演料の流れ。業界の〝搾取〟の一端が明らかになった 被害者の女性がアダルトビデオ(AV)に出演したときの出演料の流れ。業界の〝搾取〟の一端が明らかになった

 そのきっかけは昨年6月にまでさかのぼる。芸能事務所に所属していた女性をAV撮影に派遣したとして、警視庁が同法違反容疑で大手AVプロダクション「マークスジャパン」(東京都渋谷区)の元社長らを逮捕した事件だ。同法では実際の性行為を含むAV出演を「公衆道徳上、有害な業務」として規制しているが、捜査当局が強制捜査に踏み切るのは異例のことだった。

 AV業界では所属女優を派遣する同様の手法が常態化しており、業界全体に激震が走ったとされる。クローネは弁護士と相談し、マークス社の事件から約1カ月後、所属女優との契約を見直して個人事業主とする「業務委託契約」に切り替えていた。

 調べに対し、社長らは「女優とはマネジメントの委託契約を結んでいるだけだ。クローネで雇用しておらず、派遣ではない」などと反論したという。

整形し業界去るケースも

 マークス社の事件では、「出演を強いられた」と警視庁に相談した女性らが捜査にも協力したとみられ、AV制作会社の社長らを含め50人以上も立件された。実は、府警もクローネを突破口に関連メーカーなどの立件も狙っていたが、一つの「誤算」が生じて断念せざるを得なかった。

 前出の女性には出演強要の被害があったわけではないが、クローネの待遇に不満もあったことなどから、当初、捜査に協力的な姿勢を見せていた。だが、途中で態度を一変させ、連絡がつかなくなってしまったという。

 捜査関係者は「肝心の契約内容について詳しい話を聞けなかった。実情は分からないが、女性に何らかの圧力がかかったのか…」と嘆く。

「結婚や就職への支障を懸念し引退後に整形する人も」

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